やはり池上さんの本は的を得ている。
この本を読めば、僕たちは「コロナ」を正確に理解できる内容であった。
結論から言うと、「新型コロナウイルス」はウイルスゆえにマスクなんかじゃ防ぎきれないということ。
ワクチン開発よりも集団免疫の方が先に来るということ。
「風邪」は細菌・ウイルスが巻き起こすということである。
歴史から鑑みて、パンデミックが起こると、世界が大きく変容することがわかる。
いくら王や皇帝が抗っても、人間が平等にかかってきた感染症。
手洗い・うがいの慣行やソーシャルディスタンスの確保などスタンダードな方法が最大のプロテクションである。
それにしても増田ユリヤさんの教養の高さには驚かされた。
僕も本当はこんな人になりたかったんだな、と羨ましい気持ちで読んでしまった。