あっけない幕切れとなりそうだ。
3月から自粛が始まり、早ければ5月中旬に非常事態宣言が解除されそうな首相会見だった。
安倍晋三という男は意外に名宰相かもしれない。
2ヶ月半にも及ぶ国民総自粛生活にかけた費用はわずか12兆円だ。
企業への協力金は都道府県から拠出させるので、特別会計丸儲けである。
国民をイライラさせながら、一切補償などせず飄々と切り抜けてこれたのは、安倍の功績である。
お年寄りと妊婦さんはステイホーム。
それ以外はいつも以上に経済活動に勤しめばいい。
いつの間にか9月入学式のプランは消えてしまったが、結果的に再開の目処が立ってよかったと思う。
通信教育やサテライト授業がこれからの主役になることに僕的には大賛成である。
オンラインを介せば、やる気のない生徒の相手をしなくてもいいからだ。
学ぶことの意義を見つけられない生徒と向き合う時間なんか今後なくなってしまうのだから。
経済はどうだろうか?
今回のコロナ禍はまさに人工不況を生み出した。
ひどいことを言うと、なくても困らないものをリストラする機会を得たのだ。
サービス業でも存在意義のあるものや付加価値のあるものは生き残るだろう。
つまり自動化できるもの、中間マージンを飛ばせるものは次々と直販に置き換わっていくだろうし、AIと言うよりも自販機化されることで、人はフローの邪魔となるのだ。
シリーズの中でも取り上げたが、コロナ後はとんでもない世の中となるだろう。
確実に騙されているのに、未だ暴動が起きない我が国が正直心配である。
今秋、新型コロナウイルスの第2波、3波が来ると言われているのでいい加減covid-19と呼ぶことにする。
・感染者は都市部で推定1/4はいるという事実。
・死者の9割が65歳で小中学生は皆無という事実。
・死者数が他国と比べて圧倒的に低いという事実。
なんだかcovid-19が狼少年の話のように思えてきた。
一体、誰得なのでしょう?