週末に見たニュースが衝撃的だった。
我が国のPCR検査の稼働実績は最大7,800件/日らしい。
厚労省はそれを2万件/日まで増やしたいと言っているが、そんなの焼け石に水である。
衝撃的なニュースとは、23区においてPCR検査待ちに5日、結果がわかるまで5日程度要することである。
つまり東京都の「今日の感染者数」は「先週の陽性者数」のことであり、「2週間前の行い」の善し悪しを知る指標ではないのだ。
その日の発表の3週間前の行動とリンクしているのである。
先週、東京都が200件の感染を確認したのは、3月20~22日の3連休に感染した人たちだろう。
そう考えると今週の感染者数は、緊急事態宣言が発令される前の「コロナ疲れ」で気持ちが緩んだ頃の数値となるだろう。
来週発表の検査数から緊急事態宣言後の動静を知ることができるだろうし、PCR検査の陽性率もわかる。
検査キャパに大幅な上昇が見込めないため、5月からの感染者数の上昇は感染率の上昇を意味する。
5月から2ヶ月間の都市封鎖、以降2ヶ月間の経過観察を経て、9月より新学期になりそうだ。
ロックダウンのタイミングをこれ以上、見誤らないでほしい。
【まとめ】
潜伏期間 →6日
4日以上の発熱→5日
検査待ち →5日
結果待ち →5日
感染〜陽性反応→3週間