娘ちゃんが4級を受けるというので、僕も2級を受験することにした。
全くのノー勉で当日を迎えてしまったため、焦って都電の中で『英語の友』を聞いた。
場所は豊島区の某中学校。
きれいに使われている教室を見て、同業者としてとても羨ましい気持ちになった。
会場はCSEスコア目当ての高校生が大多数だった。
入室を終えると試験官のお姉ちゃんの板書が汚いのが気になった。
開始時間や終了時間がバラバラの段に書かれていて、一種の読解だった。
前から二番目の僕でもリスニングの音が小さいと感じた。
音量を上げてくれ、と誰も手を上げない。
自由席なら最前列を確保すればいいのに、と思った。
僕は筆記の穴埋めが苦手だ。
濁った水の中を泳いでいるような違和感を覚える。
除外した単熟語の意味がどうしても気になってしまうのだ。
ここの質を上げるためには、地道な鍛錬が必要だと思った。
リーディングは瞬殺。
コンピュータ、サイエンス、ビジネスくらいしか出てこない。
スキーマがあれば読むまでもなかった。
残り時間は45分。
エッセイかあるのは知っていたが、80〜100語は結構多いなと感じた。
指示に従い、キーワードを入れたドラフトを書いていたら30分くらい経ってしまった。
教採のエッセイのように事前に何本か作っておくと楽だろう。
急ぎ清書をしていくのだが、『大人の鉛筆』が丸々磨耗していく。
ライティング用シャーペンの必要性を感じた。
10分くらい残ったので、リスニングを先読みした。
問題用紙に線を引いたり、書き込めるのは本当に助かる。
ただ、リスニングは一つリズムが狂うと立て直すのが難しい。
予想が容易な質問もあれば、そんなことを聞くか、という意外な質問も混在していた。
なんだか英語の教師として情けない結果になりそうだ。
1ポイントでも多く取れるよう二次試験は満点を目指したい。